今回の記事は、
・平成の大合併で失ったもの
について書きます。
平成の大合併とは、この先の日本の未来を見据えると、
・人口減少
・少子高齢化
の社会経済情勢の変化にそれぞれの自治体が耐えられるかという課題があり、平成11年以来、市町村合併が積極的に推進されていたようです。
平成の大合併で何が失われたかというと、
・住所
です。
これは、平成の大合併だけではなく区画整理や都市開発によって住所名が変わった時も同様です。
先人たちはその土地が、どのような場所であるのかと言うのを、後身に伝えるために住所名をつけてくれました。
住所に、沼、川、山、風などであったりとかたくさんのヒントが隠されていたわけです。
先人たちは忖度0(ゼロ)でその住所がどのような場所であるのかを示してくれていたのに、私たちはセンスのない名前をつけてしまいました。
平成の大合併で消えた住所
写真中央の中島郡は、一宮を含む大きな島であったことを表しています。
周辺は海だったんですね。
中島郡とは、愛知県の一宮市の一部、稲沢市の大部分、清須市の一部だったようです。(weblioより)
その後、平成の大合併により、中島郡が完全に消えました。
せっかく、島というその土地を示すヒントを1300年以上も前に付けてくれていたのに、残念です。
まとめ
自分の住んでいるところが、どんな土地であったのかを知るのは、自分の身を守るためでもあります。
簡単にわかる手段は、住所だったわけです。
しかし、その住所が変わり簡単には分からなくなりました。
もしも、気になる方がいらっしゃったら、ネットでその土地の自治体の変遷を調べてみてください。
意外と、詳しくその土地の変遷が書いてあり、参考になります。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。