今回の記事では、橋梁の設計で基本となる、
・橋の長さと運搬方法について
の記事になります。
最初に結論を言うと、
・橋の長さは30m以下
・運搬方法はトラック
となります。
※この記事で橋の長さと言うのは、全長ではなく、つなぎ目とつなぎ目の間の長さです。
橋を運ぶのはトラック、架設は主にクレーン
橋の長さは、トラックの荷台の大きさによって決まります。
最大が、30mとなっているので、橋の長さは30m以下となっています。
しかし、いっぱいいっぱい30m長さをとってしまうことはできません。
橋を管理するのは、国や各都道府県の地方自治体であり、
個別にまた細かく橋に関する規定があり、橋の種類などにより、その長さが決まっています。
運んできた橋を工事現場に到着後、いったん仮置きをして、付属物などを取り付けます。
橋脚や橋台に載せるのは、クレーンです。
新幹線って、もっと長いんじゃない?
2020年開催予定だった東京オリ・パラを前にお披露目される予定の新型車両のN700S!
それが、報道陣にお披露目されたのをテレビで見た時、
あれ?新幹線って、橋よりもっと長いかも・・・
と感じて、
もしかして、私、ウソ言ってしまったかな(泣)
YouTubeでも自信満々に言い切ってたけど。
と思って、色々ネットで調べましたが、肝心のJRさんの情報が中々出てこなかったので、不安がどんどん膨らみました。
しかーーーーし!
もう、これで解決できるってものを見つけました!
2018年に静岡県浜松市で行われたイベントでもらった、こちらの冊子。
JR東海が配っていたものだから、間違いない!
新幹線の先頭車両の長さは、
・約27m!
もうこれで、悩む必要はなくなりました!
まとめ
新幹線の運搬は、国の重要文化財から新幹線まで運べる日通!
日通のCMで新幹線を歩道橋の下面ギリギリで運搬するところは、ベテランの運転手さん。
他の場面はイケメンが運転しているなんて、トラックドライバーの友達に聞きました。
海外のトラックを見ると、ものすごく長いトラックもありますが、
日本の道路事情からすると、荷台の30m以下が最適解です。